お知らせ

第66回日本小児血液・がん学会に参加しました

12月14日、15日と京都で開催された第66回日本小児血液・がん学会にブース出展しました。

思ったよりも大きなブースを用意して頂き、パンフレットやTeam Telomereのガイドライン、チャリティーグッズなど置かせてもらいました。

でも、まだ上手にスペースを利用できたはず!もっと飾り付けを工夫できたはず!毎回、改善点が生まれるので次回に活かしていきたいです。

多くの小児科の医師や看護師さんが来場されていて、我々のブースにも足を止めて頂きました。

日本各地の大学病院の先生方や看護師さん、こどもホスピスに勤務されている方々、たくさんの方とお話することができ、我々の病気について「知ろう!」と思ってくださっていることにとても嬉しい気持ちになりました。

このホームページを見ていただいている方とも出会えて感動しました。

そして今回、新しく作成したチャリティーグッズの『ロゴ入り今治タオル』は好評で(なんと青色は即完売)、ご購入頂きました方々に感謝の気持ちでいっぱいです。そしてこのタオルのタグは、福井県にあるタグ制作のお店の方に寄付として作成して頂きました。

また、同じブース出展されていたキープ・ママ・スマイリングの方々や日本クリニクラウン協会の方々ともお話できました。

「子供たちを笑顔に!家族も笑顔に!」と活動されていて、その行動力や前向きな姿に感服しました。

一日目、終了後は運営2人でお疲れ様会。

普段はなかなか会えないけど、こうやってゆっくり話せるのも学会出展のいいところです。

テロメア関連疾患は、とても複雑でとても難しい病気で、その道のりは長いです。

だからこそ、仲間と一緒に闘うことは大切なんだと改めて感じました。

来年は2月にオンライン勉強会(眼科領域)、RDD参加、サポートブック作成、新たな学会への参加、オフライン交流会と、色々考えています。

今までは、「先天性角化不全症?よく知られていない難病だね」とあまり見向きされなかった病気が、ここまで様々な方々にサポートされるまでになりました。大丈夫!一歩一歩、進んでいます。

毎日一生懸命頑張っている仲間や家族、精いっぱい頑張って旅立った仲間、みんなの頑張りはきっと未来の希望となります。

来年も一緒に進んでいきましょう!!

私たち患者会は、皆様からのご寄付で活動できています。

横浜銀行 新羽(にっぱ)支店 普通 6087879

口座名義 Telomere Japan~先天性角化不全症患者会~

皆様のお力添えをどうかよろしくお願いいたします。

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第4回日本びまん性肺疾患研究会に参加しました

9/28-29に東京で開催された「第4回日本びまん性肺疾患研究会」にTelomere Japanとして参加しました。

【びまん性】とは・・聞き慣れない言葉ですね。

びまん性は、一面に広がるという意味です。びまん性肺疾患には間質性肺炎や過敏性肺炎などがあります。病変が肺全体に広がっていきます。

そして、混同しやすいですが、間質性肺炎が進行して組織が線維化したものを「肺線維症」と呼びます。この線維化は不可逆性、すなわち元に戻ることはありません。

さて、研究会参加レポートです!

この研究会は基本的に呼吸器内科医向けですが、今回は患者会が2団体参加しました。

ブースを出させて頂き、ポスター展示・資料展示をしました。

間質性肺炎の患者会の方、そして皮膚筋炎の患者会の方とも色々とお話をさせて頂きました。ご自身で闘病しながら患者会活動をされていて、また病気についても多くの知識を持っていらして、驚くとともに大変勉強になりました。

ブース出展の際にはチャリティーグッズも置かせて頂いているのですが、購入して下さった先生方に心よりお礼申し上げます。

また、Team Telomereのガイドラインも紹介させていただきました。

ちょうど、9月は「Pulmonary Fibrosis Awareness Month」「肺線維症啓発月間」で、タイミングもばっちりでした!

そして28日のプログラムの中に「患者会との座談会」もセッティングして頂きました。

座談会は研究会始まって以来初めての試みということで、我々に登壇の機会を頂いたことを大変嬉しく思います。

先天性角化不全症は、肺にも重い症状が出ることがあります。肺線維症や、肺動静脈廔などは、最終的に移植をせざるを得ない状況になります。

大人になって肺線維症を発症した方で、実は先天性角化不全症だったという場合もあります。

呼吸器の先生方にとって、先天性角化不全症はよく出会う病気というわけではありません。当然、鑑別の上位にくるものではないです。

しかし、患者は肺に異常が出ます。だからこそ、自分たちが声を上げて発信していく必要があると感じました。

様々な診療科の先生方に自分たちの病気の事を知ってもらい、正しい知識を共有し、今ある障壁を乗り越えるために一緒に闘って頂けるように、これからも活動していきたいと思います。

今回、このような貴重な場を設けて頂きまして、東京医科歯科大学 呼吸器内科教授、そして関係者の方々に心より感謝申し上げます。

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いのちの輝き毎日奨励賞を受賞しました

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こんにちは。タイトルにもありますように、令和6年度いのちの輝き毎日奨励賞を受賞することができました。

いのちの輝き毎日奨励賞は、認定NPO法人難病のこども支援全国ネットワークが主催し、毎日新聞社と毎日新聞社会事業団のキャンペーンに寄せられた小児がん征圧募金を基にして、がん以外の難病に関わる団体に贈られるものです。

今年は、応募総数15団体のうち5団体が受賞しました。

・エンジェルの会

・Telomere Japan~先天性角化不全症患者会~

・スマイリズム

・日本アラジール症候群の会

・全国尿素サイクル異常症患者と家族の会

以上5団体が受賞し。9月に行われた贈呈式に参加してきました。

贈呈式は会場とZOOMのハイブリッド開催で、我々は会場で参加しました。

受賞団体の方々に、活動内容や賞金の使途などを伺いました。

皆さんそれぞれ精力的に活動されていて、聞いていてとても勉強になり、たくさん刺激をもらいました。

それぞれが抱える課題は違いますが、「難病との闘い」という共通点があります。

我々Telomere Japanも、この病気の正しい理解・知識を広め、そして患者や家族が「一人じゃない」と思えるように今後も活動していきたいです。

今回頂きましたご寄付は、英語ガイドラインの翻訳及びサポートブックの作成に使わせていただきます。

本当にありがとうございました。

↓贈呈式の様子↓

↓毎日新聞社会事業部の記事が出ています↓

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ご寄付の御礼

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まだまだ暑い日が続きますが、あっという間に8月が終わろうとしています。

日頃より、我々患者会の活動にご理解・ご協力を賜りまして心より感謝申し上げます。

オクムラ(マ)様、オクムラ(ヒ)様、マツモト様、オクムラ(ユ)様、マヤマ様、オオロ様、エサキ様

ご寄付を賜りました方々に、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。

おかげさまで、今年も数々の学会参加や医療研究機関訪問及び啓発活動が継続できています。

今後も引き続き

『先天性角化不全症を治る病気に!!!』

をスローガンに精力的に活動してまいりますので、ご協力をお願い致します。

活動資金振込先

横浜銀行 新羽支店(ニッパシテン) 普通 6087879

口座名義 Telomere Japan~先天性角化不全症患者会~

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日本小児科学会学術集会 ブース出展

2024年4月19日~21日に、日本小児科学会学術集会@九州に患者会ブースの出展をさせていただきました。

患者会ブースは受付後のロビーにあり、聴講の合間に、立ち寄ってくださる先生方がいらっしゃいました。また、途中でお話させていただいた、SセンターのK先生が、たくさんの先生方とつないでくださいました。

KセンターY先生 イギリスでこの病気の研究をされていたとのこと、心強い味方が日本におられることがうれしいです。

K大I先生 先天性角化不全症の患者様を数人見ておられ、Revez症候群を「レベッツ」、Hoyeraal Hreidarsson症候群を「ホイラール」と発音することを教えていただきました!また、小児血液がん学会のことや、研究会のことも教えてくださり、DCの立ち位置を理解することができました。

B大I先生&T大K先生 臨床も研究もされている先生で、お二人で遺伝子治療の可能性に関して議論してくださいました。根本的に治すには遺伝子治療しかないので、対症療法とともに、根治療法について考えてくださる先生がいらっしゃることがうれしかったです。

N大T先生 テロメア長測定など、DC診断を担当してくださっており、大人ではなかなか診断される人が少ないこと、これからどうやって患者会活動を進めていくのがいいのか、など、たくさんのアドバイスをいただきました。

改めまして、SセンターのK先生! たくさんのキーマンとなる先生方を直接紹介してくださり、本当に、助かりました!

とても濃い内容の数日でした。

このような機会を与えてくださった、難病のこども支援全国ネットワーク様、本当にありがとうございました。

また、皆さまのご寄付を交通費として使わせていただきました。本当に感謝しています。引き続き、「先天性角化不全症を治る病気に!」という想いで活動を続けていきますので、よろしくお願いいたします!

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RDD Japan 15周年記念イベント

2024年2月29日(木)
RDD Japan 15周年イベント
@日本橋コングレスクエア

テーブル出展に参加してきました!
希少難病の患者会だけではなく、地域難病連、患者支援団体、製薬会社、高校まで…さまざまな立場の方とお話しでき、とても充実した時間となりました💓

この病気のことを少しでも多くの方に覚えていだたけたら、嬉しいです😊

同じテーブルで出展していた「酒田西高」の先生に『叶結び(かなうむすび)』を教えていただいてる様子です。

表が口、裏が十で、「叶」の字になるので、願いが叶うと言われる結び方だそうです✨

治療法開発の願いが叶いますように…

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第5回 先天性角化不全症患者会 勉強会&お茶会

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先天性角化不全症(先天性角化異常症)、コートプラス症候群など、テロメア短縮を原因とする疾患の患者会の交流会です。

今回は、初めてRDD Telomere Japanとしての開催になります!

RDDとは、Rare Disease Day(世界稀少疾患の日)の略で、毎年2月の最終日に世界各国でイベントが行われています。日本では2010年よりスタートし、希少・難治性疾患患者・家族と一般社会をつなぐことのできる企画として、年々その認識度・重要度が高まっています。

全国のRDD 2024はこちらhttps://rddjapan.info/2024

開催概要

日 時 :2024年2月24日(土) 18:20~

開催方法:オンライン開催(Teams)

開催概要:

第1部 2024年 Telomere Japan~先天性角化不全症患者会~総会 (18:20~18:50)

会員登録に関する規約の変更や、公式アカウント導入についての説明があります。

第2部 勉強会 村松秀城先生による講演 (19:00~20:00)

 ※名古屋大学での小児再生不良性貧血患者のテロメア検査や遺伝子検査、先天性角化不全症の治療等に関してお話いただく予定です。

名古屋大学大学院医学系研究科小児科学
村松秀城 (むらまつひでき)先生

  • 日本小児科学会専門医・指導医
  • 日本小児血液・がん学会専門医・指導医
  • 日本血液学会専門医・指導医
  • 日本造血・免疫細胞療法学会認定医
  • 米国血液学会
  • 臨床研修指導医
  • CLIC、PEACE
  • LCAS

 第3部 お茶会(情報交換&雑談)  (20:00~21:00)

※参加資格:患者もしくは、その家族であること。

RDD(Rare Disease Day:世界稀少疾患の日)の簡単なご説明の後、少人数グループに分かれてのお茶会(雑談・情報交換)にさせていただく予定です。

参加方法:

LINEチャットでお知らせしている出欠入力URLよりお申込み頂くか、お問合せフォームよりご連絡ください。

皆様のご参加をお待ちしています。

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第1回交流会@横浜こどもホスピス うみとそらのおうち

ご報告が遅くなりましたが…
2023.10.22 第1回 交流会
横浜こどもホスピス うみとそらのおうちにて、行いました❣️

コロナ禍に発足した、Telomere Japan。
これまではオンラインの交流が中心で、ゲリラ的にオフ会を行うことはありましたが、リアルでの交流会は初めて✨

当日は『認定NPO法人 あっちこっち』より
Cュタツヤ(ダンサー・振付師)さん
田中愛実(ピアニスト)さん
にお越しいただき、アンダー・ザ・シーの曲にみんなで考えた振りを付けてダンス♪
手と手で触れ合い遊びや感覚遊びのセッションをして下さいました♪
こども達(大人も!?)の自由な発想に笑顔が弾けていました😍

その後は、うみそらのスタッフの方とクッキー&綿あめ作り🍪
初挑戦の子もいて、真剣に作る姿がとても可愛かったです💓

サポートいただきました、うみそらスタッフの皆さま、あっちこっちの皆さま、ありがとうございました😊
またぜひお邪魔したいと思います❣️

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【研究開始】東京大学医科学研究所で先天性角化不全症の研究がはじまります!

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 私達の病気は、100万人に1人といわれている超稀少疾患です。そのため、国内でこの病気をターゲットに研究をしている研究機関はありませんでした。患者会として、「先天性角化不全症を治る病気に!」というスローガンをかかげて活動し始めたなかで、今回、疾患の研究を始めていただけることになりましたので、ご報告します。

1.どこで研究してくれるの?

 東京大学医科学研究所 癌・細胞増殖部門 癌防御シグナル分野 

  中西真先生 ・ 井廻良美先生 ・ 荒谷紗絵先生

 先天性角化不全症は、老化に関係すると言われる、遺伝子の末端にあるテロメアが生まれつき短いことによって発症します。TV番組で老化細胞の研究をされている中西先生のことを知り、お話を伺いに行ったことが、この研究開始のきっかけとなりました。

 中西先生は、正常細胞に備わった発がん防御システムを解明し、革新的ながん予防・治療法の開発を目指しておられます。とりわけ、発がんシグナルによる細胞老化誘導機構や、老化細胞による発がんや加齢制御、さらにはエピゲノム異常による発がん誘導機構を中心に解析を進めておられます。

2.どんな研究?

 先天性角化不全症や、確定診断には至らないもののテロメア短縮によって引き起こされる病気をより正確に理解し、発症抑制方法やより良い治療法を開発することを目指しています。

 私達患者の血液細胞や毛根細胞から疾患iPS細胞を樹立し、それを解析することによって、病気の特徴や性質を研究します。

3.実際の治療に使えるの?

 まずは病気の本質を理解するところから始まります。実際の治療に使えるような結果がでるには多くの時間が必要です。

研究が動き始めたことが、将来の治療法へつながる最初の大きな一歩だと考え、患者会として研究に期待をもって協力していきたいと思います。

東京大学医科学研究所の研究者の皆様、よろしくお願いします!

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第4回勉強会&お茶会 開催報告

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2023年10月21日(土) 19:00~第4回の勉強会&お茶会を開催しました。

今回は東京医科歯科大学 呼吸器内科 宮崎泰成先生にお越し頂きました。

先天性角化不全症をはじめとするテロメア短縮疾患では、造血不全と共に、肺に異常が出る方が多くいることから、肺疾患に関しての話題です。

間質性肺炎、肝肺症候群、肺線維症、肺動静脈廔…など、「肺が悪い」と言っても、多くのパターンがあることを、私達、素人でもわかるように、とても丁寧にご説明いただきました。

知らないことばかりで、全てを理解できたわけではありませんが、先天性角化不全症のようなテロメア障害によって、肺が悪くなることは、論文などでよく知られていることであるということに驚きました。

先天性角化不全症の肺疾患によく効く治療法があるわけではないようですが、少しずつ病態が解明され、治療法がみつかるように、将来に期待したいと思いました。

宮崎先生、ありがとうございました。これからも、よろしくお願いします。

勉強会の後には、今回は特別に説明会を開催しました。これについては、別の記事で紹介させていただきたいと思います。

そして、恒例のお茶会(雑談タイム)。

新しいメンバーも加わり、皆さんの近況を話したり、質問したり…数が少ないうえに、全国に散らばる患者が会話できるオンライン会議システムの普及は私達にとって、とてもありがたいことです。

こうやって、お茶会を始めて1年、少しずつ情報共有をしてきたことで、病気に対する理解も進み、骨髄移植・臓器移植の状況もわかってきたように思います。

今回は、これから移植に進む方が数名いらっしゃいます。皆さんが順調に進むように、心からお祈りしています。

参加して下さった方々、ありがとうございました。

次回は、来年2月ごろに開催予定です。次回の再開を楽しみにしています。

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